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公式問題集の単語を調べ尽くす!

TOEICセミナーの質問コーナーで一番聞かれるのは「単語の覚え方」についてです。数多く聞かれるということは、それだけ単語を覚えるのは難しいということです。そして、TOEICに関する質問で僕が最も答えにくいのも「単語の覚え方」なのです。「繰り返し覚える」などと普通のことを言ってもそれでは満足していただけないでしょうし、その人にとってベストな方法を提案するのは現実的には難しいのです。なので、「金フレ」や「黒フレ」など良書を紹介してその場をしのいでいるのですが、時間が余裕がある時には、それも上級者に限っては「公式問題集の単語を調べ尽くそう」という提案をしています。

なぜならば公式問題集に出てきた単語はテスト制作期間が公式に出題範囲だと認めているので、いつ公開テストに出てもおかしくないからです。僕は公式問題集を解いた後、知らない単語、あやふやな単語はノートに書き出して、英和、英英、シソーラス辞書などで調べます。特に、動詞については時間をかけてじっくり調べるようにしています。

−語義、英語での語義
−それぞれの語義に対する同義語
−自動詞、他動詞
−他動詞の場合は目的語には何を取るのか、that節は取るのか
−第4文型、第5文型の場合は目的語は何を取るのか

このように書き出すとなんだかタイヘンそうですが、自分の頭の中ではほぼ自動化されている作業なので、無意識のうちアレコレ調べている感覚です。調べたことを几帳面にノートに書き出したりはしていませんが、気になった例文はメモに残して見返したりはしています。

副詞は相性の良い動詞を見つけたり、文のどの位置に置かれるかをチェックします。形容詞は名詞との相性、叙述用法の語法は抑えておきます。名詞は、レアな単語である場合がほとんどなのであまり深追いはしていません。

と、ここまで書いてきて、自分は果たして手持ちの数十冊の公式問題集の単語をすべて暗記しているかというと、決してそんなことはなくて、古いVersionのを解き直すとあやふやな単語がちょいちょい出てきたりしています(汗

ではでは。

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「正解が見えました!」

先週の公開テスト終了直後に、読者のAさんから連絡をいただきました。



パート7のMPでどうしても正解が見つからない問題があったので、一旦パスして、200問目まで解き終えて、改めて本文を読み直しても正解が見つからない。設問の読み間違いもしていない。という状況で、「読めるようになる本」の「対比された情報を示す正解マーカー」で印象に残っていたmeanwhile(p.193)が見つかり、その後を丁寧に読み直してみたらズバリ正解が見つかったとのこと。

かなり嬉しかったようで、興奮気味に連絡をいただきました。そして、僕も嬉しくて興奮してしまいました。この本を出版できてよかったなと。

この下りだけ見ると、TOEIC対策的のテクニックに思えるかもしれませんが、リアルな英文、特に英文レポートや記事などでは、meanwhileの直後には著者の主張が込められていることが多いのです。この成功体験を通じて、Aさんはきっとmeanwhileの読み方をマスターされたはずです。

これからも、TOEIC学習を通じて英語力を向上させることができるような著作を世に問うていきたいと思います。

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TOEIC問題形式変更の予兆か??

先週の公開テストではリスニングが激難のセットがあったようですね。数名のフォロワーの方からメッセージをいただきました。私はそのセットを受けていないのですが、満点リスニングセミナーの受講生の方から難問のポイントを教えていただきました。

1つには非常に聞き取りにくい発音のナレーターの出現です。聞き取りにくいと言っても滑舌が悪いというのではなく、ネイティブが日常会話のように自然に話していたので音の連結や消滅がいつもより多めに起こっていたとのこと。男性ナレーターが喉の奥で音を鳴らすような感じで話していたので、モゴモゴしていたという方もいました。身体の大きなアメリカ人男性が英語を話すと、低音になって、特にRの音が喉の奥で共鳴して聞こえづらいあの感じでしょうか。

また、単語の難易度が高かったという報告もありました。安定的にリスニング満点を取っている方が、音としては聞こえていたのだけれど、未知の単語だったと言っているので、聞き間違いではないでしょう。どんな単語だったのか気になります。(情報をお持ちの方、教えていただけると嬉しいです)

TOEICのリスニングは近年、徐々に難化してきましたが、それでも単語のレベルには変化がありませんでした。単語の難易度を上げれば容易に難問を作ることはできるのですが、それだと語彙力を試すことになってしまい、英語を聞き取る力を測定するテストから離れていってしまいますからね。なので、僕はこれからも単語の難易度を上げて難化させるのには反対です。一方で、ナレーターの発話をより自然な発音に近づけることで、難易度を上げていくのは賛成です。学習者がより音に意識をした勉強をするようになり、TOEICで身につけたリスニング力がより実践的なものになっていくであろうからです。

今回のような激難セットが出題される背景としては、次回のテスト形式改定(2026年と予想)に向けての調査、研究を始めているからなのではないでしょうか。単語や音の難易度を変化させることで、どのスコア層の受験者がどの問題を正誤しているのかを分析すれば、リスニング力を正確に弁別できる問題作成ができるからです。特に私達のように毎回受験をしているトーイッカーのスコアは重要なデータになるはずです。

さて、次回改定の予言をしておくと、インド人話者が登場するのではないでしょうか。なんと言っても英語人口はアメリカについで第2位の国がインドですし、ビジネスでもインドの方と仕事をする機会は非常に多いからです。それに向けて今から「インド英語特急」の準備でもしておこうかな。カバーはもちろんカレーライスの色で。

ではでは。

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【Q&A】発音できない音は聞こえないのか?

花田塾チャリティーセミナーの講演で、いくつか追加で質問をいただいています。その中で、共有しておいた方がよいと思ったものを掲載しておきます。

Q:No.41の正解について(5分間特急 超高速リスニング p.189)
(C)が正解なのはわかるが、(D)は正解にならないのかという趣旨のご質問でした。駒井さんの講義でも取り上げれていましたが、紛らわしい選択肢というやつですね。このような選択肢は数年前から公開テストで出題されるようになったので、それを周知するために本問を作問しました。業種によって、あるいは会社によっては(D)がその職務を担っている場合もあるかもしれませんので、確かに(D)を明確に不正解だとする根拠はありません。ただし、正解根拠になっている情報から常識的に考えてもっとも妥当なものを選ぶというのがTOEICのルールなので(C)が正解であると理解してください。

Q:ゆっくり音読に関連して
正しい英語の音が発音できないと聞こえるようにならないか、というご質問でした。それは明確にNoです。これまでにリスニングセミナーで何十人もの満点取得者が誕生しましたが、その全員が正しい発音ができているわけではありません。僕もLやR、thの音を綺麗に出せていませんが、TOEICの英語は聞こえています。もちろん、英語でコミュニケーションをする上で正しい英語の音が出せる方が良いに決まっていますが、聞こえるための必要条件ではありません。(と書くと、発音マニアの方からディスられそうなので、もちろん異論は認めます)

Q:発音記号について
限界ディクテーションをした後に発音記号を確認する必要はあるのか、というご質問でした。音の理解を深めるために発音記号が読める方が良いのはもちろんですが、意識をしておきたいのは音節とアクセントです。本問のトークに出てくるstrengthenは聞き取れなかった方が多かったのではないでしょうか。カタカナ英語の「ストレングセン」で記憶をしてしまっていると、先頭部分のstrの部分に余分な母音が挿入されて、記憶の音と正しい英語の音の差異が大きいからです。そしてストレングセンは7音節ですが、strengthenは2音節なのでこの違いも大きいのです。辞書でstrengthenを引くとstrength・enと表記されているので2音節だということが確認できます。また、最初のeの上に「’」が付いているので、アクセント(ストレス)があることがわかります。



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オシム逝く

2008年11月に旧ブログを始める際に、ハンドルネームが必要になって、オシム(Osim)のアナグラムからOJiMと命名させていただきました。ジェフ市原の監督として、そして日本代表の監督としてオシムが志向していたサッカーに魅せられ、オシムに心酔していました。ユニークなトレーニング、大胆な選手起用、攻撃的な戦術、すべてが斬新で、すべてに理があり、そして厳しさの中に優しさがありました。数あるオシム語録の中で、自分が一番影響を受け、励まされたのは「ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです」です。当時、900点の壁に何度も跳ね返され、ついつい会場の音響設備や、仕事の繁忙など他責にしそうになる自分を「目標スコアが取れないのは、勉強不足が原因なのだよ」と励まし、諭してくれているようでした。

歴代日本代表監督の中で、世界と戦えるという夢を見せてくれた唯一の監督がオシムだったと思います。ありがとうございました。

合掌

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プロフィール

OJiM

Author:OJiM

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