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サラリーマン特急新形式リスニング10万部到達を記念して



発売以来、増刷を重ねてついに累計10万部に到達したと出版社から連絡をいただきました。これまでに購読、応援いただいた皆様、どうもありがとうございます。単著で10万部は長年の夢であり、一つの区切り目なので、この本とそれに続くリスニング本の系譜について少しだけドヤ顔で語らせてください。

本書の初版は「TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング」というタイトルで2016年11月に発売されました。2016年はTOEIC公開テストの形式が5月に変更になり、それを狙って多くのTOEIC対策書がそれこそ覇権を争うように出版された年でした。私の元にも出版社から執筆依頼があり、4月発売に間に合うように執筆準備を進めてくれないかという内容でした。新形式のサンプル問題は既に公表され、公式問題集も発売されていたので、それを読み込めば4月発売はスケジュール的には可能だったのですが、僕はそれから半年後の発売を条件にという逆提案をしました。自分で実際に公開テストを受験してみたかったのと、学習者の新形式に対する反応を見ながら執筆をしたかったからです。

新形式の公開テストが始まると、受験者からは難しくなったという声が上がり始め、僕のところにもリスニングセクションで以前のようなスコアが出なくなったという報告が寄せられるようになりました。それは表面的には意図問題であったり、グラフィック問題に代表される新形式の追加による難化なのは間違いありません。先行して発売された対策書はその攻略法を主に解説しており、サラリーマン特急でもそれについてはページを割きました。ただ、もう少し深堀りしてテスト実施機関が新形式によって問いたかったものを考察してみると、旧形式とは違った側面が見えてきて、それを本書の軸に据えようと考えたのです。

その1つは、会話のつながりや、トークの流れを受験者が理解できているのかを問われるようになったのが新形式の特徴だったのです。旧形式の頃にもそれらは問われていましたが、とは言え今と比べると作問技術がまだまだ未成熟だったのか、ピンポイントで聞き取れれば正解が選べてしまう問題が多かったのです。一方で新形式ではキーワードの聞き取りだけでは正解が選べない、または錯乱肢に誘導されてしまう問題が増えてきたために、センテンスを文末まで聞き取り、セリフの繋がりを聞き取り理解する力が必要になってきました。そこで本書では「トレーニングのポイント」というミニコラムを解説の後に差し込んでみました。今でこそ、そうした聞き取りトレーニングを補足的に解説する本が増えてきましたが、2016年当時は珍しかったと思います。

そしてTOEICテストの名前が変更になったのに伴って2019年に「TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リスニング」と改題し、増補改訂を行いました。改定の1つが「この音を上書きしよう」というミニコラムの追記です。当ブログをお読みの読者の方であれば、お気づきかと思いますが、この頃から既にナレーターの発話がより自然になり、音の難化が始まっていたことに気づいたゆえの対応でした。カタカナを交えた独自の音表記については、賛否両論ありましたが、音を正確に聞き取るトレーニングをもっとやりたいという読者の声に支えられて「八島式 TOEIC L&Rテストの英語が聞こえるようになる本」がその後誕生しました。

また、改定にあたっては問題の難易度を「基本」、「標準」、「難問」、「超難」の4つに分類表記をしました。これらは感覚による主観的なものではなく、abceedというアプリで本書の解答を行った学習者7万人のデータを分析した結果でした。学習者にとって自分が解いた問題のレベルについては、やはり知りたくなるものなので、これも好評をいただく結果となりました。これほどまでのサンプル分析による難易度表記をしているのは現時点でも本書しかないはずです。なお、現在の公開テストは更に難化した問題が出題されるようになったので、その対策として「極めろ!TOEIC L&R TEST 990点リスニング特訓」を上梓しました。かなりの難易度で、かつボリュームのある本ですが、既に増刷が決まりました。

なお、公開テストは常に進化を続けており、リスニングセクションではより一層、会話の繋がり、トークの展開を問う問題が出題されるようになり、ある程度定着して新定番として繰り返し出題されるようになりました。でも心配ご無用、恐るに足らずです。聞き取るためのトレーニング、コツは普遍的なものですからサラリーマン特急リスニングをしっかりやり込めば、それ以上のことは必要ありません。とは言え、新傾向の新定番問題でトレーニングをしたいという声をたくさんいただきましたので、昨年10月に「TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 5分間特急 超集中リスニング」を刊行しました。これも早々に増刷が決まっています。

*****
TOEIC本市場はもう飽和状態で、出版社は新刊を出すのに慎重になっています。従来本と似た本はまず売れませんし、かといって類書との違いを強調しただけの奇抜な企画も通りません。そんな状況のなかでも、ここ数年たて続けにリスニング本を書かせていただくことができたのは、サラリーマン特急リスニングがこれほどまでに多くの読者さんに支えられてきたからだと自負しています。重ね重ねどうもありがとうございます。

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サラリーマン特急シリーズ最終巻!!

発売日前ですが、大型書店では既に発売が開始されました。



サラリーマン特急シリーズはこれまで、

新TOEIC TEST サラリーマン特急満点リスニング ①
新TOEIC TEST サラリーマン特急満点リーディング ②
TOEIC TEST サラリーマン特急新形式リスニング ③
TOEIC L&R TEST サラリーマン特急新形式リーディング ④

と続いてきて、今回、③の増補改訂版として、

TOEIC L&R TEST サラリーマン特急新形式リスニング ⑤

が発売になって、これでシリーズが完結しました。

サラリーマン特急というタイトルは編集者のSさんのアイデアでした。始めて聞いた時には、その奇抜さにビビりました。「サラリーマンの著者がサラリーマン学習者向けに書いたリスニング対策本」というように読み取ればその通りなのですが、TOEIC本でそのタイトルは本当にアリなのか?思ったものです。今思い返してみると、当時、講師でも専門家でもない僕が書いた本を書店で目立たせるためにインパクト重視でタイトルを考えてくれたのかなと思っています。今はとっても気に入っています。

奇抜なタイトルに背中を押され、従来のTOEIC本にはない自由な発想で本を書くことができました。満点リスニング①が発売された2013年当時、TOEICのリスニング対策書は先読みなどのテクニックと、演習問題の正解の根拠に大部分のページが割かれていました。そこで僕は満点リスニング①はトレーニング方法を中心とした本にしようと決めたのです。その結果、巻頭から84ページ目までトレーニング方法の解説が続き、その間、問題演習が一切出てこないという奇抜な本が出来上がりました。またリスニング対策書としてパート1,2の練習問題が無いのは普通ではあり得ないでしょう。

さて、満点リスニング①が発売されると、まずは中上級の学習者から熱い支持をいただきました。そして有名なTOEIC講師の方々から学習者に推薦をしてもらったことで、徐々に世に広まっていきシリーズ化が決定しました。2巻目以降も、学習者にとってどういう内容が役に立つのかを第一に考え、自由な発想で制作するというスタイルを貫いてきました。

新形式リスニング⑤は、新形式リスニング③の改訂版という特性を生かして、改訂版ならではの内容を盛り込みました。それが、「難易度表示」と「超難問の解説」です。問題毎に難易度表示をしてある対策本は既にありますが、70,000人の学習者が実際に解いた結果をデータ化して、難易度分類したのは本書が初めてでしょう。

今後、しばらくの間は新形式リスニング③と、新形式リスニング⑤が併売されていき、新形式リスニング③の在庫がなくなった後は、新形式リスニング⑤のみが売られていくことになります。新形式リスニング③は、とても思い入れの深い版なので、数冊を愛蔵版として保存しておこうと思います。しみじみ・・。

さて、サラリーマン特急シリーズの後は、新シリーズがすでに企画されており制作が進行中です。既刊本にはない新しいアイデアを盛り込んで、来春発売を目指しています。お楽しみに!←自分にプレッシャー

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サラリーマン特急 新形式リスニングの改定にあたって

8月20日に改訂版が発売になります。

既にAmazonで予約が始まっているので、内容について少々予告をしておきたいと思います。

まず、ご注意いただきたいのは現行版と問題、および問題の解説はまったく同じものです。

では、なぜこのタイミングで改訂をしたのかというと、タイトルを今のテスト名に合わせたためです。

現行版「TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング
改訂版「TOEIC L&R TEST サラリーマン特急 新形式リスニング

そして追加・変更になった点です。

【その1】問題の難易度表示、および超難問の解説

現行版はスマホアプリabceedで解答ができるようになっていますが、これまでに7万人以上の方がそれを利用して問題演習をされています。その解答データ(もちろん個人情報は秘匿されています)を分析して、問題の難易度を分類し表示をしました。

【超難】~ 60% (900点以上向け)
【難問】~ 70% (860点レベル向け)
【標準】~ 80% (730点レベル向け)
【基本】~ 100% (600点レベル向け)

これによって、自分はどの問題は解けなければならないのか、どのレベルの問題を目標にすれば良いのかがわかるようになりました。そして、多くの読者の方を苦しめた【超難】については、どこが難問のポイントなのか、どれが錯乱肢になっているのか、など難問攻略のヒントを解説しました。

【その2】 音の解説

第5章「パート2の予想問題と解説」に、パート2で狙われやすい、そして多くの学習者がつまづきがちな音の聞き取り方を解説しました。新形式になってからパート2が難化したのは誰もが認めるところですが、最近は音を聞き取る力を試すような問題が出題されるようになり、より難しくなってきました。本書では、「間違った音の記憶を上書きしよう」というトレーディングを推奨していますが、その上書きするコツをワンポイントレッスンのように解説しました。

【その3】読者コラム

本書を徹底活用してリスニング満点を取得された学習者の方のコラムを追加しました。本質の本質に迫る、熱いコラムです。

***

現時点で公開できるのはこれくらいですが、発売が迫ってきましたら、もう少し詳細情報をお知らせしたいと思います。

お楽しみに。

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発売直後(直前?)に購入いただいた読者の皆さまからいただいた感想、励まし、要望です。どれもサラリーマン特急愛にあふれていて、とても嬉しいです。

Aさん
「買ってすぐにコラムだけ読みました。モチベーションアップしましたこれだけで価値がありました」

そっ、そうですね。僕も本書を執筆中にコラム原稿を読んで励まされました。でも、問題も解いてくださいね~。

Bさん
「前作(満点リーディング)よりも問題は易しめですね。早くも3問間違えましたが」

Bさんのような900点ホルダーには当然易しく感じると思います。その3問にこそさらなる成長のヒントがありますよ!

Cさん
「TOEICの世界観に浸れる英文、問題ですね」

すべての英文は名人Ross Tullochさんが書き下ろし、さらに厳しいネイティブによるダブルチェックがかかっています。

Dさん
「ここがポイント!はとても参考になります」

ありがとうございます。そういうフィードバックはAmazonレビューも書いてくださいね!(笑)

Eさん
「皿回しトレーニングは省かれたのですね」

スペースの関係で泣く泣く省略しました。その代わりと言ってはなんですが、6/23(土)に都内で本書を使った復習法セミナーをやる「予定」です。

<追記>
本書の特徴を1分で紹介してくれているビデオがこちらにUPされています。

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サラリーマン特急 新形式リーディング予約開始!!

発売日は4月13日に決まりました。Amazonでは予約が始まりました。



【もくじ】
はじめに:TOEIC学習者3000人に向き合ってわかってきたこと
第1章 : パート5 の定番問題と攻略法
第2章 : パート6 の定番問題と攻略法
第3章 : パート7 の定番問題と攻略法
第4章 : ミニ模試10回分

掲載した問題は、これまでに企業向けTOEICセミナーで出題してきた中から、特に学習効果の高く、参加者からも評価が高かった問題を厳選してRoss Tullochさんに再作成していただいた新作です。

問題を解いて、解説を読むことで基礎知識、応用力が身につくようになっています。

- 本番で繰り返し出題される定番問題の基本パターン
- 600~800点レベルの学習者がマスターすべき基礎知識
- 基礎知識を使って問題が解ける応用力

800点以上の方にはやや易しいと感じるかも知れませんが、基礎力の総ざらいに役立つと思います。

時間のないサラリーマンがスキマ時間に勉強できるよう、第4章はミニ模試形式で構成してみました。

パート5:5問
パート6:1セット(4問)
パート7:1セット

730点レベルの方であれば10分で解ける難易度、問題数なので毎日解き込んでただければと思います。

そして、今回も章間にコラムを掲載しました。仕事が忙しくてもTOEICを頑張っているサラリーマンを応援するための応援メッセージです。

どうぞよろしくお願いいたします。


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