新形式のパート2
今週、プロの方々と新形式に関する意見交換を行いました。その中で興味深かったのは、パート2に関する話題です。パート2は問題数が減る以外は、新形式の対象外でしたが、質的な変化が現れていました。
ざっくりとまとめるとこんな内容です。
a) 難しい問題が出題されていた
b) 距離のある応答の距離がさらに広がった
c) 新しいパターンの問題が出題されていた
難易度は全体的に難しくなったのではなく、一部の問題が難しくなったということです。難しくなったのは「かなり難しい」の部分です。
易しい<普通<難しい<かなり難しい
旧形式も、新形式も易しい問題から、かなり難しい問題まで分布していますが、上位者を振り分ける問題の中にかなりの難問が入っていました。調査目的で受験したネイティブでも解けなかったレベルの問題があったそうです。
僕は、難しい問題の存在には気がついていましたが、消去法で解いてしまったために、それほどまで難しい問題とは感じませんでした。
距離のある応答問題は、旧形式での定番問題でした。その距離が広がったというのが、多くのプロ達の意見です。例えばこんな感じです。
A:「ちょっと手伝ってくれる?」
B:「徹夜確定だ~」
BはAとの関係、これまでの経緯から手伝わざるをえず、また、その日のうちには終わらないくらいの厳しい状況を嘆いているのでしょう。
そして、興味深いのは新しいパターンです。これまでの会話は基本的に、Aが話だして、Bがそれに答えるというパターンでした。ところが、下記のようにあきらかに会話の途中が切り取られたパターンが出ていたのです。
B;「炒飯制限中」
------------------------------------------
A:「だけど、ランチに食べてなかったっけ」
B:「おつまみに食べるのを制限してるんだ」
これも、距離のある応答の一種であると言えなくもないですが、Aの前の発言を連想させるという点で新しいと思います。
もう少し分析ができたら、作問して新作に入れてみようかなと。
では。
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ざっくりとまとめるとこんな内容です。
a) 難しい問題が出題されていた
b) 距離のある応答の距離がさらに広がった
c) 新しいパターンの問題が出題されていた
難易度は全体的に難しくなったのではなく、一部の問題が難しくなったということです。難しくなったのは「かなり難しい」の部分です。
易しい<普通<難しい<かなり難しい
旧形式も、新形式も易しい問題から、かなり難しい問題まで分布していますが、上位者を振り分ける問題の中にかなりの難問が入っていました。調査目的で受験したネイティブでも解けなかったレベルの問題があったそうです。
僕は、難しい問題の存在には気がついていましたが、消去法で解いてしまったために、それほどまで難しい問題とは感じませんでした。
距離のある応答問題は、旧形式での定番問題でした。その距離が広がったというのが、多くのプロ達の意見です。例えばこんな感じです。
A:「ちょっと手伝ってくれる?」
B:「徹夜確定だ~」
BはAとの関係、これまでの経緯から手伝わざるをえず、また、その日のうちには終わらないくらいの厳しい状況を嘆いているのでしょう。
そして、興味深いのは新しいパターンです。これまでの会話は基本的に、Aが話だして、Bがそれに答えるというパターンでした。ところが、下記のようにあきらかに会話の途中が切り取られたパターンが出ていたのです。
B;「炒飯制限中」
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A:「だけど、ランチに食べてなかったっけ」
B:「おつまみに食べるのを制限してるんだ」
これも、距離のある応答の一種であると言えなくもないですが、Aの前の発言を連想させるという点で新しいと思います。
もう少し分析ができたら、作問して新作に入れてみようかなと。
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