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正解が見えるTOEICの英文の読み方(既出3ネタバレ有り)

既出3を解いていて、パート7の正解根拠の提示の仕方がやっぱり本物だよな〜とうなずき過ぎて首が折れそうになりました。トータルスコアが950点を超えるような上級者になってくると、本文を読みながら「ああ、ここは正解根拠になりそうだな」という予測ができるようになってきます。その実例を今話題の既出問題集3のTEST1 を使って解説してみようと思います。正解をズバリ示しているので、気になる方はスルーしてください。10行後に始まります。









No.154
The Blue RoomとKoros Hallの収容人数が示されていて、ここは絶対に問われるだろうと予測をして読んでいくと「Koros Hallの収容人数は何人か」と問われていました。これは、このように2つの情報が「対比」されるように提示されるとそこはかなりの確率で正解根拠に絡んできます。

No.162
イベントへの出店者に対して、参加要件「requirement」が第1パラグラフから第3パラグラフにかけて提示されているので、これはもうほぼ確実に出題フラグが立っていると予測できます。さらに第2パラグラフの先頭にはin addition toという「この先は正解のヒントですよ」という意味の前置詞があるのでこれで確定です。そして、まさに「requirementで無いものは何か」というNOT問題として問われています。

No.166
第1パラグラフからホームセキュリティの説明がされていて、第2パラグラフでスマホのアプリも(also)開発したと述べられています。このalsoも典型的な出題フラグで、最初に提示された情報に付加された情報はかなりの頻度で問われます。ここではズバリ、A smartphone applicationが正解になっているじゃあ〜りませんか。

No.170
ロゴのデザインコンテストには学生、教員であれば、さらに現在でも過去に在籍していても応募できると述べられています。これは応募条件を示しており、このような「条件付き情報」はその条件であったり、情報そのものが設問で問われます。本問では、Geerlingsさんは長年この学校に奉仕しているとあるので条件を満たしており、コンテストに参加できるというのが正解になっています。

No.181
ツアー1から5までの情報が列挙されているので、ここは上級者でなくても正解根拠に絡むだとうとは予測できるでしょう。ただしその情報の読み方として、半日なのか全日なのか、徒歩移動なのかバス利用なのかといった違いに着目できるかどうかで解答速度に差がでてくる問題です。この違いが認識できていれば、設問で問われているツアー1と他との違いはスパッと見抜けるはずです。このようなタイプの情報はツアーという商品の「属性」を示しており、ほぼ確実に正解根拠になりえます。

No.182
この設問の正解根拠はいわゆる「脚注」の情報です。脚注とは、本文で述べられている情報に対する補足的な情報で、ここでは各ツアーに共通の情報がまとめられており、ガイドが付くというのが正解になっています。この脚注で正解根拠が述べられるのは旧形式時代からの定番パターンです。

No.196
逆接の接続詞butの後続情報が正解に絡むのは、パート3、4、7の定番パターンです。本問はその前が正解根拠になっている派生形です。ネット上ではTEST1は易しめという感想がほとんどですが、その原因はこの問題のように正解根拠がむき出しが多くて、かつパラフレーズも緩めだからだと思います。

No.199
これも脚注情報が正解に絡んでいます。もし仮に時間が足りなくて最後まで解けないという場合に、この脚注情報だけを読んでいれば正解を選べてしまいます。なーんていう解答テクニックを書いたりするとテクニック対策でひねった作問をされそうなので、控えめにしておきます。(2月の新刊にはガッツリ書いちゃったけど)

ではでは。

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OJiM式HUMMER式(その2)

今回はダブルパッセージで、正解の根拠が含まれている箇所の予測の仕方を紹介します。公式問題集Vol.5をお持ちの方は、のサンプル問題(p.30)をご覧ください。

(上の文書:手紙)
********************************************************

***************************************************************************

*****************************************************************************************************value***************

(下の文書:職務経歴書)
**************
**************
********

設問1
設問2:手紙の第3段落3行目のvalueに最も近い意味の語は?
設問3
設問4
設問5

【予測】
設問1:上の文書の第1、または第2パラグラフ
設問2:上の文書の第3パラグラフにある(これは確実)
設問3:下の文書にある
設問4:下の文書、またはクロスリファレンス
設問5:クロスリファレンス

【結果】
設問1:上の文書の第1、または第2パラグラフ
設問2:上の文書の第3パラグラフ
設問3:下の文書
設問4:クロスリファレンス
設問5:クロスリファレンス

【予測の仕方】
DPの設問1の根拠はほとんどの場合、上の文書に含まれています。例外的に下の文書の先頭部分に現れる場合があります。ただ、その場合には上の文書が、箇条書きや、表形式などの場合に限られます。本問では、上の文書が手紙なので、上の文書に含まれていると断定してもいいでしょう。

そして、上の文書の第1、2パラグラフに含まれていると推測できるのは、設問2で「手紙の第3段落3行目のvalue」と書かれているからです。設問1の正解の根拠が、「手紙の第3段落3行目のvalue」の先に現れることはありません。よって、設問1の正解の根拠は、上の文書の第1、2パラグラフに含まれる事は確実です。

設問3の正解の根拠が、上の文書のvalueの後に現れる可能性はゼロではないですが語数が少ないので、下の文書にあると予測できます。

ここまでは、比較的容易に予測が可能で、結果もその通りになっていました。予測が難しいのは、設問4です。下の文書の中だけに根拠が書かれているのか、あるいは上下の文書の情報を照らし合わせて正解が確定できるクロスリファレンスのどちらかになるはずですが、設問を読んだだけでは分かりません。

そして、設問5はクロスリファレンスだと予測が出来ます。

【補足】
上記はあくまでも、文書の形(手紙、広告、パラグラフ数など)と設問だけで予測をしています。これが出来るだけでも、かなり全体の見通しが良くなり、正解の根拠を見つけすくなります。予想通りに正解が見つかる喜びは、HUMMER式の醍醐味でもあります。

また、本文を読み進めていくうちに、文書の意図や展開が分かってくると、

「次のパラグラフに正解の根拠が書かれていそうだな」

という予測も無意識のうちにできるようになります。それが出来るようになると、集中して読みところ、流せるところ、のように強弱が付けられるので、読むスピード、精度の両方が上がります。これはPart7における読解力を上げる重要なスキルです。

【注意事項】
この技術を明日の公開テストで、いきなり使うのは避けた方が良いと思います。慣れないと、気になって集中力が下がる恐れがあります。模試で、十分に慣れてから実戦で使うのをお奨めします。

OJiM式HUMMER式(その1)

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OJiM式HUMMER式(その1)

HUMMER式の標準的なやり方を身に付けた後は、HUMMER式を自分に合わせてカスタマイズして使うのが良いと思います。また、自分の英語力、TOEIC力が上がるのに合わせてチューニングを重ねていくと更に使い勝手が良くなります。言わば自分式のHUMMER式ですね。

何回かに分けて、私のHUMMER式を公開していきます。今日はその第1回。正解の根拠を見つけた時に、次にどこを読むかという点です。HUMMERさんの著書では、分割をした最後の文まで読みきるように書かれています。

**********************************************************.**************************************************************.(B)*******************************************************.********************************************************.***********************.(A)

この赤字の文が正解の根拠であったと分かっても、自分がここまで読むと決めた最後(A)まで読むのが標準的なやり方だと思います。

でも、私は正解の根拠を見つけた瞬間に、選択肢に目を移して、正解を選んでマークをして、次の設問を読んでから再び本文に戻って、次の文(B)から読み始めます。この時に、どこに戻れば良いかが分からなくならないように、正解の根拠を見つけた時に、左手の人差し指を戻るポイント(B)に置いておきます。

私のように正解を見つけた時に、選択肢を読みにいけばリテンションをしなくても良いというメリットがありますが、逆に文脈の流れが(B)のところで途切れてしまうというデメリットもあります。

両方を試してみて、自分に合っている方を試してみるのが良いと思います。

では。

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先読みのベストプラクティス(2014年2月版)

私はPart3&4で先読みをしない派と思われていますが、先読みをして解くこともできます。先読みをしないで解こうと決めて臨んだ回もあれば、完全に先読みをして解くと決めて臨んだ回もあります。あえて決めないで、テストの途中で読んだり、読まなかったりを使い分けることもあります。旧ブログ時代には、先読みはかなり研究をして幾つか記事を書いていましたが、久々に先読みのベストプラクティスについて最近の私の考え方を書いてみます。

先読みには、設問のみ先読みする方法と、設問と選択肢まで読む方法があります。(選択肢のみ読むという方法も考えられますが、あまり実践的ではないのでここでは触れません)

先読みをして、正解のヒントとなるキーワードを推測し、頭に残し、会話やアナウンスメントを待ち受けるようにリスニングする。これを、本稿では「待ち伏せ聞き」と呼ぶことにします。

以上のパターンを組み合わせてみると以下の5つの方法が考えられます。

A) 先読みを全くしない 待ち伏せ聞きしない
B) 設問のみ先読みする 待ち伏せ聞きしない
C) 設問のみ先読みする 待ち伏せ聞きをする
D) 設問と選択肢先読み 待ち伏せ聞きしない
E) 設問と選択肢先読み 待ち伏せ聞きをする


私は以前には、この待ち伏せ聞きがどうにも苦手で、待ち伏せ聞きをするとそれが気になってしまい集中力が落ちて、聞き取りづらくなってしまっていました。木を問う問題は取れても、逆に森を問う問題を落としたり。同時に2つの事を行うのが苦手というか。(高倉健ばりに、「自分、不器用ですから」と優子の前で渋くつぶやいてみようか。いや聞き逃され、ガン無視されるだろう)

そこで、待ち伏せ聞きをしないのであれば、先読みも必要ないだろうと思い切ってA)の方法を試してみたところ、思った以上い上手くいくことが分かりました。100%聞き取りに集中できるわけですから、聞き取りの精度が上がり、結果として正当数も増えました。つまり、先読みしないメリットの方が、先読みをして失うミスを上回っていたということです。

次に取り組んだのは、設問のみ先読みをして、待ち伏せ聞きをしないB)の方法です。この場合、先読みをするのは、音声が流れ出す前に、登場人物や、場面を想像するために行います。それによって聞き取りの負荷を減らし、精度を上げるという作戦です。予測の仕方に多少のコツが要りますが、慣れてくると非常に効果的でした。初級者から上級者まで使える、お勧めのテクニックです。

そして、最近は、A)からE)までを組み合わせて臨機応変に使い分けています。例えば、No.41-43はPart1、Part2のディレクションの時間も含めて余裕があるので、設問、選択肢を全て丁寧に読んで、待ち伏せ聞きする必要が無ければD)、待ち伏せ聞きをした方が良い場合は、E)にしています。その後は、B)の方法でいきますが、待ち伏せ聞きした方が良い設問を含むセットの場合はC)に切り替えます。ただしC)になるのは、ごく僅かで、部署名を直接問う問題や、設問に人物名が登場する場合です。

難問に出くわした時には、聞き取った内容をじっくりと整理し、TOEIC感を目一杯働かせ、時間一杯使って丁寧に選択肢を選びます。つまり、先読みはきっぱりと諦め、次のセットはA)で解きます。

受験者にとって最適な先読みの方法は、その人のリスニング力、(設問、選択肢の)速読力、二つ以上の事を同時に行う器用さ、問題を解いた経験などによって決まり、それは普遍ではなく、徐々に変化をしていきます。

普段、自分が使った事のない方法を初見の模試で試してみて、解答のプロセスを検証してみることをお勧めします。なぜ、この問題は間違えたのだろう?普段の方法だったら解けただろうか?逆に、正解した問題は、どうやって正解に至ったのだろうと。きっと新たな気づきが得られるはずでしょう。

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先読みを最小限にするということ

嬉しいことに「出る模試もっと600問」に私が書いたコラムについてご質問をいただいたので、ここに補足を書いておきます。

Part3&4のもっともオーソドックスな解法は、

1)前のセットの解答を早く終え
2)次のセットの設問、選択肢を先読みし設問のポイントを記憶し
3)音声を聞きながら設問のキーワードが出現する度に正解をマーク
4)次のセットの設問、選択肢を先読み


という流れでしょうか。

900手前でスコアが停滞していた当時の私は、Part3&4の誤答の原因を分析してみたところ、本来聞き取れているはずの音声であるにも関わらず、キーワードを待ち伏せして聞こうとすることで集中力が落ちているために聞き漏らしてしまっている問題が多いということが分かりました。

そこで、思いきって待ち伏せするのをやめて、音声が流れている間は聞き取ることに集中してみてはどうかという発想がひらめいたのです。そして待ち伏せ聞きをしないのであれば、先読みも最小限で良いのではと。具体的には設問のみを軽く先読みする程度にしました。

先読みの量を減らすということは、先読みに必要な時間が少なくて済むというとであり、前のセットの解答時間が多く確保できるということです。つまり、音声を集中して聞いてから設問、選択肢をしっかり読んで解答することが出来るのです。更に言えば、選択肢を読む時間は、先読みをする場合よりも短くなります。なぜならば、既に正解が分かっているので、明らかに間違いの選択肢は読み飛ばすことが出来るからです。

この解法の弱点は、木を問う問題のキーワードを聞き漏らしてしまうリスクがあることですが、当時の私にとっては音声に集中することによって正解数が多くなったのでメリットの方が大きかったのです。

Part3&4の解法は、リスニング力、設問・選択肢のリーディング速度、マルチタスク能力(音声を聞きながら解答する)によって最適な解法は異なりますが、私の事例が参考になれば幸いです。

ちなみに、今は当時よりもリスニング力、リーディング力は上がったので設問・選択肢を全て先読みする方法でも、先読みを全くしない方法でも正解できるようになりました。

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