Part3におけるピーターフォークと江角マキコの関係
Part3の音声音声を聴く時には、場面、人間関係、状況がイメージできるかがカギだと書きました。特に人間関係については、頼みごとをする人は立場が下、頼みごとをする人は立場が上というふうに関係をデフォルメして理解しておくと聴きやすく、記憶に残りやすいとも書きました。
実はそれらが、設問を先読みしただけで分かってしまう場合があります。公式問題集Vol.4のTEST1 No.47-49はその典型的な例です。
Where most likely are the speakers?
What is wrong with the man's purchase?
What does the woman offer to do?
場面はどこかのお店でしょう。男がお客さん、女が店員です。男が買った品物に問題があり、女が解決策を申し出る状況です。
これらの事前情報を頭に入れておけば聴きやすくなりますが、全部を覚えようとすると脳に負担がかかってしまい集中力が落ちて、聞き漏らしのリスクも増えてしまいます。このうち、私が最も意識するのは、二人の上下関係です。
男はモノを売ってもらうお客さんなので、立場が下。
女はモノを売ってあげるので、立場が上。
買い手(お客さん)の方が偉いと感じている方もいらっしゃると思いますが、私はお客さんの立場を下にした方が感覚的にしっくりくりのです。(お店で、「すみません、コレください」という感覚でしょうか?)
この上下関係の把握によって、音声を聴いたときの人物像のイメージがより明確になります。
男は誠実で、腰の低いお客、ピーターフォーク(刑事コロンボ)。
女は言葉遣いは丁寧ですが、上から目線の店員、江角マキコ。
これくらい極端に話者のキャラクタ付けをしておくと、会話を聞きながらある程度話の展開が読みやすくなります。Part3の話の流れはシンプルで予定調和で終わるようになっており、お客さんが途中で逆キレしたりすることはありません。
音声を聴き終わった後に、設問・選択肢を読む時にも、二人の関係がイメージとして残っていれば、どちらが店員で、どちらがお客さんだったかを迷うことはありません。
また、音声が上手く聞き取れなくて、選択肢が選べない場合でも、二人の関係さえ分かっていれば、消去法で正解を選べることもあります。これについては、良い実例があれば、いずれ記事にしたいと思います。
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実はそれらが、設問を先読みしただけで分かってしまう場合があります。公式問題集Vol.4のTEST1 No.47-49はその典型的な例です。
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場面はどこかのお店でしょう。男がお客さん、女が店員です。男が買った品物に問題があり、女が解決策を申し出る状況です。
これらの事前情報を頭に入れておけば聴きやすくなりますが、全部を覚えようとすると脳に負担がかかってしまい集中力が落ちて、聞き漏らしのリスクも増えてしまいます。このうち、私が最も意識するのは、二人の上下関係です。
男はモノを売ってもらうお客さんなので、立場が下。
女はモノを売ってあげるので、立場が上。
買い手(お客さん)の方が偉いと感じている方もいらっしゃると思いますが、私はお客さんの立場を下にした方が感覚的にしっくりくりのです。(お店で、「すみません、コレください」という感覚でしょうか?)
この上下関係の把握によって、音声を聴いたときの人物像のイメージがより明確になります。
男は誠実で、腰の低いお客、ピーターフォーク(刑事コロンボ)。
女は言葉遣いは丁寧ですが、上から目線の店員、江角マキコ。
これくらい極端に話者のキャラクタ付けをしておくと、会話を聞きながらある程度話の展開が読みやすくなります。Part3の話の流れはシンプルで予定調和で終わるようになっており、お客さんが途中で逆キレしたりすることはありません。
音声を聴き終わった後に、設問・選択肢を読む時にも、二人の関係がイメージとして残っていれば、どちらが店員で、どちらがお客さんだったかを迷うことはありません。
また、音声が上手く聞き取れなくて、選択肢が選べない場合でも、二人の関係さえ分かっていれば、消去法で正解を選べることもあります。これについては、良い実例があれば、いずれ記事にしたいと思います。
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