TOEIC Seminars in 2017
今年、依頼をいただいていたTOEICセミナーがすべて終了しました。
セミナーは自分にとっても学びの場です。準備段階で、英文を徹底的に調べつくすからです。自分の理解があいまいな単語、文法事項だけでなく、自分が知っていることも調べなおすことで新たな気づきが生まれます。
例えば、
tresured building
のtresuredは「大事な、貴重な」、くらいの意味でとらえていたのですが、動詞tresureを調べてみると、
tresure = keep carefully
というニュアンスが理解できると、スッキリします。
また、著者として気づくこともたくさんあります。セミナーでは基本的に自分の著作から問題を出題するのですが、まったく想定していなかった誤答例に出会います。パート2では音の聞き間違い、パート5では品詞の誤認、そしてパート7では構文の誤解です。セミナーでは誤答をした直後に本人と話しをすることで、どれくらいのスコアレベルの学習者が、どんな間違えを、なぜするのか、を知ることができます。
これは、TOEIC本の著者にとってはものすごく有益な情報になります。どんなポイントにしぼって問題をつくり、何を解説すれば、読者にとって有益なのかがわかるからです。そして、これらの経験がすべて講師としての財産になります。
来年は、TOEIC本の企画で忙しくなりそうですが、セミナーも継続してやっていきたいと思います。
--
応援クリックお願いします。
セミナーは自分にとっても学びの場です。準備段階で、英文を徹底的に調べつくすからです。自分の理解があいまいな単語、文法事項だけでなく、自分が知っていることも調べなおすことで新たな気づきが生まれます。
例えば、
tresured building
のtresuredは「大事な、貴重な」、くらいの意味でとらえていたのですが、動詞tresureを調べてみると、
tresure = keep carefully
というニュアンスが理解できると、スッキリします。
また、著者として気づくこともたくさんあります。セミナーでは基本的に自分の著作から問題を出題するのですが、まったく想定していなかった誤答例に出会います。パート2では音の聞き間違い、パート5では品詞の誤認、そしてパート7では構文の誤解です。セミナーでは誤答をした直後に本人と話しをすることで、どれくらいのスコアレベルの学習者が、どんな間違えを、なぜするのか、を知ることができます。
これは、TOEIC本の著者にとってはものすごく有益な情報になります。どんなポイントにしぼって問題をつくり、何を解説すれば、読者にとって有益なのかがわかるからです。そして、これらの経験がすべて講師としての財産になります。
来年は、TOEIC本の企画で忙しくなりそうですが、セミナーも継続してやっていきたいと思います。
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