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分析する

先日のT'zセミナーが終わった後、

「TOEICの分析って、一体何をやっているんですか?」

という質問をいただきました。ある雑誌の取材で、「週末はTOEICの分析」と話していたのを覚えていてくれたようです。

分析の基本は、何かと何かを比較することです。比較をするためには、何かを定量化する必要があります。

新形式のパート7を分析するためには、旧型式のパート7と語数を比較をするのが分析の第一歩でしょう。(長くなりそうなので、以降省略‥)

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日本が決勝トーナメントに進んだという事を分析をしてみます。

各国の代表チームが現時点でどれくらい強いかという指標をFIFAがランキング形式で公表をしています。ベスト16の組み合わせに、FIFAランキングを付けてみました。

フランス(7位)  ×  アルゼンチン(5位)
ウルグアイ(14位)  ×  ポルトガル(4位)
スペイン(10位)  ×  ロシア(70位)
クロアチア(20位)  ×  デンマーク(12位)
ブラジル(2位)  ×  メキシコ(15位)
ベルギー(3位)  ×  日本(61位
スエーデン(24位)  ×  スイス(6位)
コロンビア(16位)  ×  イングランド(12位)

常連のドイツ(1位)、オランダ(17位)、イタリア(19位)はこの中に入ることができませんでした。開催国のロシアを除くと、ダントツで順位が低い日本がこの中に入っています。

グループHを1勝1敗1分で決勝トーナメントに進出するということがどういうことなのかは、この分析結果が雄弁に語っています。

寝不足の日々がしばらく続きます。

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型を壊す

パート7の解法には大きく2通りの方法があります。

A :設問を読んでから本文を読む
B :本文を読んでから設問を読む

僕はTOEIC学習を始めてからずっとBの方法でしたが、985点で足踏みをしていた時にAに変えて、満点を取りました。解法を変えたキッカケは第2回究極のゼミ合宿でのHUMMERさんのアドバイスでした。

そして、昨年から再びBに戻して今に至っています。完全なBではなく、時間が足りなそうな時、荒く解きたい時などはAに切り替えたりしています。

パート7の解法は、自分の読解力、TOEIC力が高まるに連れて自分に最適な方法が変わっていくのだと思います。

型を作り、守ることも大切ですが、型を壊すことも時に大切です。

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1次リーグ突破をかけた第3戦で、西野監督が先発メンバー6人を入れ替えてきたのには驚きました。

「次戦に向けて主力の温存」と評されていますが、もしそういう意図だったとしても、あれだけ上手く機能していたレギュラーメンバーの型を崩して重要な一戦を迎えるという判断はなかなか出来ないですよ。

この決断ができたのは、日本代表の過去5回のワールドカップ出場、2度の1次リーグ突破という輝かしい歴史、経験、そして西野監督のアトランタ五輪で指揮をとった時の悔しい経験の積み重ねがあってこそ。

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To 西野君

まずは、1次リーグ突破おめでとう。

ワールドカップは結果がすべてだ。決勝トーナメントに進むために、ラスト10分間を「攻めない」という決断と、それを選手に徹底させた君の手腕を僕は最大限に評価するよ。

そして本当の勝負はこれからだ。結果を残し、新しい歴史を作ってくれ。

オジム

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オシムからのメッセージ

このブログのHNがなぜOJiMなのかというご質問に対して、Osimのことについて語ってみる。

オシムとは2006年から2007年までサッカー日本代表監督を務めたイビチャ・オシムのことである。ジェフ千葉の監督の頃から僕はオシムのサッカーに魅了され、彼の哲学的な言葉(いわゆるオシム語録)や人生観にまで心酔するようになった。僕がこのブログを始めたのはちょうどその頃だった。

オシムは任期中に脳梗塞で倒れ、母国に帰国した後も日本代表についてのコメントを発信していて、それは時に厳しく、そして愛に溢れている。特にワールドカップは1戦毎に、オシムらしいシニカルな、そして適格な戦評がメディアに流れる。

先日のコロンビア戦ではこのように述べている。

日本が決勝トーナメントに勝ち進むことを私は心の底から願っている。日本代表は、黙々と自分たちのすべき仕事をし、最後の最後まであきらめず戦い続けるチームだ。どんなに不利な状況になっても、タイムアップの笛が鳴るまで、まるで決勝を戦うようなスピリットで戦い続けることができる。そんなチームは世界を探しても日本と、あとアイスランドくらいだろう。片やバイキングの末裔、片やサムライの末裔たちだ。


オシムはリップサービスやノスタルジックな感傷でこういうこういう事を言う男ではない。コロンビア戦での日本代表の戦う姿勢を心底リスペクトしているのだ。それはオシムが代表監督時代に目指した、考えながら走り続ける、日本人らしい攻撃的なサッカーを代表がついにひ表現したからだ。

そして気になる事も述べている。

いま、私はオーストリアのグラーツにいる。健康状態はあまりいいとは言えない。もしかしたらリスクの高い治療を受けなくてはならないかもしれないが、妻のアシマの励ましを力に変えて、すべてがいい方向に向かうことを願っている。あまり元気ではないが、それでもすべての試合をテレビ観戦している。まあ、時にはソファーでうとうとしてしまうこともあるが……。


元気じゃないのか。オシム‥。

続くセネガル戦でのコメント

日本よ、見事だ。本当に見事だ。このようなエネルギー溢れるサッカーを見たとき、チームスピリットに触れたとき、私は大きな幸福を感じる。


オシムがこんなに日本代表を評価してくれたことは過去にはなかった。日本代表がゲームに勝っても、それを手放しで称賛することはなかった。それは、オシムが日本代表のポテンシャルを信じ、より高いところにいることを見据えていたからだ。ところが、今回のセネガル戦では、ようやくオシムが目指していた領域に日本代表が近づいてきたということだろう。

健康状態については再びコメントをしている。

コロンビア戦後の取材で「体調が悪い」と言ったら、多くの日本人が私の健康を心配してくれていると聞いた。本当にありがたいことだ。持病の心臓に加え、今は右膝を痛めてうまく歩くことができない。本当は手術をすべきなのだが、心臓にはペースメーカーが入っているし、血が固まらない薬も飲んでいるので、それは危険なことなのだ。
 おかげでソファーから動くこともままならないのだが、幸いにも頭だけは健在だ。そして、今回の日本のようなすばらしいサッカーが、私に活力を与えてくれる。


もう動けないのか。いつかオーストリアの自宅を訪ねていって、

"Hellow, Osim. I'm OJiM."

って挨拶するのが僕の夢なのに。

考えたくはないのだけれど、いつかオシムのコメントを読むことができなくなったら、このブログでは断筆するつもりでいる。

今日のポーランド戦、日本代表にはオシムが再び驚嘆するようなゲームを見せて欲しい。

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トラップ

TOEICには様々なところにトラップが仕掛けられています。昨日、僕が受けたフォームではトリプルパッセージにキレキレのトラップが仕掛けられていました。再現にあたらないよう、抽象的に書くとこんな感じでした。

設問 〇〇ついて述べられていることは何か。

(〇〇は1文書目に書かれているな、ガッツリ読むぞ!)


(あれ?正解がないかも、、もう1回全力で読むぜ!)


(やっぱりない、、、なんで??)


(なーんだ、3文書にバッチリ書いてあるじゃん)

アイテムライターは当然、受験者の前掛かりな動きを予測していて、こういうトラップを仕掛けてくるのです。

危ない、危ない。

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第2戦のセネガル戦はダイナミックで見どころたっぷりの好ゲームでした。
日本代表がずっと目指してきた、そして、日本代表ファンがずっと望んできた日本らしい攻撃的なサッカーをワールドカップの大舞台で見ることができて感無量。

2010年南アフリカ大会では大会直前になって「攻めて勝つ」サッカーを封印して、守備的なサッカーに変更。(それでも1次リーグは突破しましたが)

2014年ブラジル大会では攻撃サッカーがまったく世界に通用せず2敗1分けで1次リーグ敗退。

勝ち点3同士の第2戦なので、最初は当然両国がガツガツ前掛かりで攻めていくことは予想できました。でも、相手が身体的能力に優れ技術力の高いセネガルなので、攻めるということは大きなリスクが生じます。

早い段階で1点ビハインドになったので、攻めなければならないのですが、相手はそこを突いてカウンター攻撃を狙ってくるのでさらにリスクは増大します。それでも日本は質の高い、そして日本らしい攻撃的なサッカーで攻め続けていましたね。チームとしての意思統一、技術、そしてワールドカップでの経験値がそれを可能にしたのだと思います。

マニアックに視点からすると、後半日本が仕掛けたオフサイドトラップは、ワールドカップの歴史に残るくらい素晴らしいものでした。これもチームとしての意思疎通、技術、そして勇気がないとあの場面では使えない高度な戦術でした。

さて、第3戦は引き分けでも1次リーグ通過が決まるという状況になりました。ゲームプラン、戦況の把握、選手交代など監督の手腕が問われる試合になります。

西野君、第2戦は采配が当たったね。
次戦も期待してるぞ(オジム)

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第231回 TOEIC公開テスト 感想

【パート1】
熊手は手押し車に代ってパート1のアイテムになりそうな予感。

【パート2】
1問目から難しかったです。
WH疑問文ですが、パート2にはこれまであまり出ないパターンなのでビビった方も多かったのではないでしょうか。

【パート3】
新人の男性ナレーターが聞き取りづらかったです。

【パート4】
今回は意図問題が比較的易しめだったでしょうか。

【パート5】
コテコテの定番問題が減ってきたような。
※昨日のイベントで「ねっとりと」辞書でしらべた副詞が出てました

【パート6】
文挿入が簡単だったので、易と評価しました。

【パート7】
言い換え問題は1問だったでしょうか。難しかったです。
Webで映画が紹介されている問題は、英文少な目なのに正解の根拠が見つからず、見直し時間に読み直して選び直しました。

【余談】
①A面に必要事項を記入し終え、教室外に出たところで、昨日のイベントに参加されたhさんにバッタリ遭遇。テスト前に、軽く会話ができてリラックスできました。

②豆腐はTOEIC初登場でしょうか。今日は暑いので、冷奴をつまみに冷たい日本酒が呑みたいな。

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第231回 TOEIC公開テスト 当日

昨日は、T'z英語ラウンジで「サラリーマン特急 新形式リーディング」の発売記念イベントでした。

第1部では、模試を解いた後の「ねっとりした復習法」、第2部ではサラリーマン特急制作の舞台裏を紹介しました。イベント終了後のアンケートによれば、第2部の方へのコメントが若干多かったような…(汗)

「ねっとりした復習法」では辞書の使い方を主に紹介しました。リーディング力の基礎は何と言っても、単語と文法です。模試で出会った単語は、訳語だけでなく、使い方、コロケーションまでも「ねっとり」調べつくしておくことで自分の基礎力となって蓄積されていきます。TOEICで問われる語彙力は、まさにその部分なのですから。

公開テスト前日にもかかわらず参集いただいた皆様、どうもありがとうございました!

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今日は春夏シーズン5連戦の第4戦にあたる公開テストですね。
受験される皆さま、共に頑張りましょう!

【持ち物】
□ 受験票
□ 運転免許証
□ 筆記用具(2セット)
□ 腕時計(2個)
□ イヤフォン
□ サラ特新形式リーディング
□ TOEIC L&Rテスト 基本単語帳
□ お茶
□ 目薬
□ チョコレート
□ ティッシュ
□ 折れない心

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集中力を高めて

メンタル面でテスト本番中に最も大切なのは、集中力を最後まで切らさないといことでしょう。テスト開始直後、パート1の1問目は誰でも集中しています。ところが、本番では模試を解いているときには起こりえなかった、想定外の事が起こるからです。

Aが4つ連続した、オーストラリア男性のナレーターが変わった、タクシー運転手とお客の会話、仮定法過去完了、メールの宛先がHanadaさん、などなどの問題に関する出来事。(どれもマニアック)

会場が異様に寒い、係員の名前が自分と同じ、後ろから突然ヒロ前田さんに声掛けされる、ブラスバンド部の練習が始まる、など想定外の事もしばしば起こります。

想定外の出来事なので、事前に対策することができません。その場で対処できるのは、集中力を高めて、それを最後まで切らさないということです。目の前の1問を解くことに全力で集中する。集中力を維持するのはとても難しいことですが、それをやり切連絡るのは「このテストで目標を達成する」という強い意志を持った人だけでしょう。

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初戦のコロンビア戦、最初から最後まで選手たちはよく集中していました。(←いきなりの上から目線)

先制点は結果的にPKになりましたが、開始直後のあの時間に大迫、香川が枠に入るシュートを打てたことに驚きました。格上相手、しかも前回ボコボコにされたコロンビア相手の初戦なので堅く守って様子を見るものだと思っていました。おそらく西野監督からの指示はそうだったのではないでしょうか。ところが思ったよりもコロンビアが押してこなかったを選手たち感じ取り、その意識を共有し攻め行った結果、あのPKのシーンに繋がったのでしょう。

そして、レッドカード一発退場によって数的有利になりました。ブラジル大会のギリシャ戦を思い出しました。(あの時も確か大迫がワントップ)数の上では有利ですが、想定していたのとは異なるフォーメーションになるので、状況を見極め、戦況に応じて戦い方を変えなければならない難しいゲームになりがちです。でも、我が日本は集中力を切らさず、冷静に戦っていました。

さて、これで第2戦は同じく勝ち点3を獲得したセネガルとの対戦になります。監督はいくつかの難しい判断が求められます。スタメンをどうするのか。特に香川はどうするのか。再び最初からガンガン行くのか。そして秘密兵器、宇佐美を投入するのか。

西野くん、プレッシャーの中、ちょっとお疲れのようですね。
次戦、代ろうか?(オジム)

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格上相手の戦略

洋書や英字新聞を苦も無く、速く、正確に英文を読むことができるリーディング力があれば、TOEICのリーディングセクションを攻略するのに戦略などは必要無いでしょう。

戦略とは、困難な状況でいかに戦いを有利に進めるかを事前に考えておくことなのですから。だから、普通の受験者にとってリーディングセクションを攻略するには、戦略が必要です。それはタイムマネジメント、解く順番(パート7を先に解くなど)、捨てる設問・解く問題の選択、、見直し時間の使い方などなど沢山あります。

上級者はある程度自分を客観的に見ることができるので、それが意識的か、無意識かは別として自分なりの戦略をもって本番に臨んでいると思います。一方で、初中級者は、何ができていないのかが分からないので、自分で戦略を考えるのは難しいのではないでしょうか。

これまでに開発、検証されてきた戦略を体系的にまとめて、分かりやすく解説する指南書をまとめてみたら面白いかなと。でも、結局そういうのを読むのはマニアだけのような気がしますが(笑)

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ドイツ×メキシコ戦は素晴らしい、見ごたえのあるゲームでした。

決勝点となったカウンター攻撃がクローズアップされていますが、前回優勝、世界ランキング1位のドイツの攻撃を封じ込めたのは、メキシコのオソリオ監督が相手を徹底的に分析し、緻密な戦略を立て、それを選手たちが90分間やりきったのが勝因でしょう。繰り返し何度も見直したい、そんな充実したゲーム内容でした。ちなみにメキシコは3バックでした。

メキシコの第2戦は格下の韓国。どんな戦略で、どんなサッカーを見せてくれるのでしょう。楽しみです。

さて、今夜は我が日本代表の初戦。最新ランキングではコロンビアの16位に対して、日本は61位です。この圧倒的な格上相手に、どんな戦い方をするのでしょう。

西野くん、迷っていたら相談に乗るよ(オジム)

では,では。

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自分の得意な型で戦う(久々の長文記事)

先日、ある学習者Aさん(900点ホルダー)と話しをしていて、パート3、4の先読みってどうするのが一番いいのでしょうかね、という話になりました。

(音声が流れる前に)
・設問をだけを読む / 設問・選択肢を読む / 設問・選択肢(A)だけ読む
・意図問題の設問、選択肢だけを先読みする
・グラフィック問題の図を先読みする / しない
・1回だけ読む / 音声が流れるまで何度も読む
・設問の内容をリテンションしておく / 意識的にはリテンションしない
・設問の内容から場面、状況、登場人物を予測する / しない

(音声が流れ始めたら)
・聞きながら解く / 後でまとめて解く
・解きながらマークする / 後でまとめてマークする
・マークは完全に塗りつぶす / ?だけつけておいて後でまとめてマークする

などなど、細かい事を言い出すと色々な方法があるのです。完全に1つに決める必要もなく、先読みのリズムが崩れた時には設問だけを読む、という例外ルールも必要でしょう。

また、自分の実力が上がるにつれて、先読みの方法を変えるのも必要です。速読力が上がってきたら、設問、選択肢を2回読む、という風にです。

大切なのは、自分に合った型を見つけ慣れ、本番を戦うということです。

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サッカーにも型があります。

個人競技ではなく11人で戦うわけですから、型を事前に決めておく必要があるのです。基本となる型は選手のポジションで、ゴールキーパーを除く10人をどこに配置をするかを決めておきます。ポジションに各選手に求められる役割を与えたものがフォーメーションで、それに守り方、攻め方を定義したものがシステムです。

最も重要なのは守備の型で、選手を3人配置するのを3バック、4人配置するのを4バックと言います。伝統的に日本代表は4バックを採用してきました。3バックを試そうとした例もありますが、ほとんどの場合上手くいかず破綻をしています。

例外だったのは、フィリップ・トルシエが採用したフラット3という世界でも類を見ない独特のシステムでした。これはアジア予選では奇跡的に上手くいきました。しかし、ワールドカップ本選では破綻してしまい、選手たちの自主判断で(トルシエの指示を無視して)柔軟に守備のフォーメーションを作って戦っていました。

さて、明日からワールドカップが開催されます。ハリルホジッチ監督の解任、不可思議な選手選考、直前の不甲斐ないゲーム等々に今一つ盛り上がっていません。でも、自国代表が4年に一度の祭典に出場できるだけでサッカーファンにとっては幸せなことなのです。僕は全力で応援し、きっと好ゲームを展開し、予選突破をしてくれると信じています。

西野監督についてもガンバ大阪時代の実績を見ているので、その手腕に期待をしています。ただし、ただしですよ。一つだけ注文をつけたいのは、伝統の4バックで戦って欲しいということ。テストマッチでは、急ごしらえの3バックを試そうとしていましたが、慣れない型で本番を戦おうと思っても上手くいくはずがありません。

大切なのは初戦のコロンビア戦。たのむぜ西野監督!
もし落とすようなことがあれば、私が代行で指揮をとります(オジム)

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それじゃあ勝負にならないですよ

#この記事は本人に了解を得て書いています

Aさんから900点がようやく取れたという長文のお礼メールをいただきました。

数か月前にAさんから「どうしても900点が取りたい。勉強しているのにスコアがあがらない。何が悪いのか。どうしたらいいのか自分ではわからないので相談に乗って欲しい」という依頼がありました。

数回分のアビメを見せていただくと、パート7が弱点なのは明確で、本人もそれを自覚していました。模試は毎日解いていて、復習もやっているようでその復習ノートも見せてもらいました。難しい構文はノートに書き出して、きちんと品詞分解をしていました。

僕は試しに、そのいくつかの文をその場で訳してもらったところ、かなり間違っていました。動詞、副詞の意味をかなり誤解していたのです。そこで僕はボキャビルを毎日やることをお勧めしました。

その際に僕は覚えていなかったのですが「これ金フレに載ってる単語ですよ。これすら覚えていないで900点を取ろうとしても、それじゃあ勝負にならないですよ」と言ったらしいのです。(←無責任)

Aさんはそう言われたのがショックで家に帰って悔し泣きをして、その日から金フレ、プラチナボキャブラリーを毎日やり、模試で出会ったあいまいな動詞、副詞は辞書で意味、使い方を調べるようにしたとのこと。

Aさんは「見たことがあり、なんとなく意味を知っていても間違えて覚えている単語がたくさんある」ということに気付けたのでしょう。1年間以上のスコア停滞から、毎日ボキャビルを初めて6か月目で目標達成です。

と、えらそーな事を言っていますが、僕も英文を読んでいるときに、なんとなく引っかかる単語を辞書で引いてみると勘違いをして覚えていることに気がつくことがあります。

でも、そういう地道なボキャビルこそが基礎力の強化になるのだと思います。

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プロフィール

OJiM

Author:OJiM

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リスニング特訓


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