Part2の簡単そうで、実は難しい問題(後編)

Which counry did OJiMi say she's from?

おじみ「確かに、この英文、簡単そうで、なんかしっくりしないんですよね」
オジム「でしょ。この複文の疑問文は難しいんだよ」

み「公式問題集Vol.1 TEST1 No.14の解説を読んで構造は理解できました」

Which country is she from?に、did OJiMi sayが挿入されている

ム「つまり、こういうことだよね」

Which country is she from? + did OJiMi say
= Which counry did OJiMi say she's from?


み「はい、この解説を読んですっきりしました」
ム「復習の時はそれでいい。リスニングもまずは文を読んで理解できるようになるのが第一歩だから。でも、この文を聞き取るようになるには、did OJiMi sayを挿入された付属品みたいに思わないことだね」

み「形の上では挿入されてますけど」
ム「だって、did OJiMi sayは後から挿入されたわけではないよね」

み「どういうことですか?」
ム「この話者が、まずWhich country is she from?という文を頭の中で作って、それからdid OJiMi sayを挿入してから発話してないでしょ」

み「確かに・・」
ム「そして、この英語を聞く人も、Which counry did OJiMi say she's from?と聞き取ってから、『did OJiMi sayは挿入だから、それを外して』なんて、理解しないよね」

み「なるほど」
ム「did OJiMi sayにもちゃんと話者の伝えたいキモチがこもっていて、それを伝えたいから話者は、あえてその時に、did OJiMi sayと発話しているんだよ。つまり、付属品なんかではなくて、重要なパーツでこの文と一体になってる」

み「なんか、コアファイターとガンダムの関係みたいですね」
ム「なんだそれ??」

み「だって、コアファイターが換装されないと、ガンダムはガンダムではないですから」
ム「ちょっと違うような気がするけど、まあ、いいや。とにかく、この英文をすっきりと聞き取るようになるには、シャドーイングなり、音読をしてこのdid OJiMi sayに込められたキモチを感じとることだね。『おじみは(何て)言ってたっけ?』というキモチをね」

み「実は、Which countryだけ聞いて、(C) She's from Japanを選ぶという復習を繰り返していました・・」
ム「本番の緊急措置としてそれは悪くはないよ、正解が選べるんだから。でも、普段の復習でそれをやるのは意味が無いよ。全く意味が無い。それじゃあ、いつまでたっても、このタイプの英文は聞き取れるようにならないし、いつまでたってもPart2はモヤモヤしたままになってしまう。一段上のレベルに行こうとしたら、意識、復習の仕方を変えていかなきゃ」

み「わかりました、私も変わらなきゃ!」

<9:20 追記>
これが、コアファイターです(おじみ)
core.png
おじみちゃんシリーズへの、応援クリックお願いします!

コメントの投稿

非公開コメント

No title

OJiMさん、おはようございます。

文法的な解釈ではなく、話者のキモチから文を解釈する視点からTOEICのやり取りを見直していくのは面白そうですね。

自分の場合はコンテクスト重視ですから、今回のような質問をするのはどういう状況かを考えます。自分が想像したのは、OJiMiさんが新しく部署にきたので自己紹介をして、その後OJiMiさんが去った後に一緒にいた同僚にOJiMiさんが語っていた出身地を確認するという流れです。

このような疑問文は、話者のキモチから言うと情報を初めて尋ねるというより、情報を確認するという意味合いの方が強いかもしれませんね。

When did George say he was calling to you?
ジョージはいつ電話すると言っていたっけ?

細かい事ですが、今回のパート2は公式問題集vol1のNo14でした。

No title

複文シリーズ3回目、興味深く読ませて頂きました。有難うございます。

中学生の時に"挿入"の考え方で教えられた一人です。
「"挿入"はWHの後ろに持ってきて、その後は平叙文します」と。
OJiMさんの解釈・解説を読んでいたら、

Did OJiMi say which counry she's from?

の方が言いたいことを前に持ってくる英文構造を考えると自然なように思えてきましたが、これはNGでしょうか?

Re: No title

Yutaさん、

> 文法的な解釈ではなく、話者のキモチから文を解釈する視点からTOEICのやり取りを見直していくのは面白そうですね。

ありがとうございます。

> 自分の場合はコンテクスト重視ですから、今回のような質問をするのはどういう状況かを考えます。自分が想像したのは、OJiMiさんが新しく部署にきたので自己紹介をして、その後OJiMiさんが去った後に一緒にいた同僚にOJiMiさんが語っていた出身地を確認するという流れです。
>
> このような疑問文は、話者のキモチから言うと情報を初めて尋ねるというより、情報を確認するという意味合いの方が強いかもしれませんね。

全く同意です。OJiMiは既に出身地を話しており、それを確認、あるいは忘れてしまったので第三者から聞きだすときのセリフです。

そのキモチを自分の心に響かせつつ、オーバーラッピング、シャドーイング、そして音読を行う、ということがOJiMiに伝えたかったことです。

> 細かい事ですが、今回のパート2は公式問題集vol1のNo14でした。

あっ、スミマセン、修正しておきます^^;

Re: No title

haruさん、

> 複文シリーズ3回目、興味深く読ませて頂きました。有難うございます。

連続購読ありがとうございます。

> 中学生の時に"挿入"の考え方で教えられた一人です。
> 「"挿入"はWHの後ろに持ってきて、その後は平叙文します」と。

なるほど、これは中学校で習う事項なんですね。

> Did OJiMi say which counry she's from?
>
> の方が言いたいことを前に持ってくる英文構造を考えると自然なように思えてきましたが、これはNGでしょうか?

うーむ、これだと、意味が違ってきてしまうんじゃないかな?

Did OJiMi say which country she's from?
おじみは、どこの国出身なのか、言ってた?

Yes, she did.
はい、彼女は(どこの国出身なのか)言ってましたよ。

という、応答になってしまいます。

話者が聞きたいのは、あくまでもどこの国かなので、

Which country

で話し始めて、おじみが言っていたのはさあ~、

did OJiMi say

と補足をして、更に、彼女が来たのは、

she's from?

と補足をして、文が完成します。

この感覚をトレーニングでいかに身に付けていくかが、オジム理論の核心的なところなので、また、良い例があれば記事にしていきます。


No title

OJiMさん

丁寧な解説有難うございます。

Did OJiMi say which country she's from?

Which country did OJiMi say she's from?

は、おっしゃる通り意味が違いますね。
今まで何で気がつかなかったんだろう…。

Re: No title

haruさん、

> 丁寧な解説有難うございます。

私も、haruさんの質問で気づきを得ることが出来ました。ありがとうございます。

> Did OJiMi say which country from?
> と
> Which country did OJiMi say she's from?

構文としてはわずかな違いですが、意味的には大きな違いがあります。この違いを聞き取ることが、リスニングの醍醐味だと思っています。また、記事を書きますので、ご意見をください。

では。

プロフィール

OJiM

Author:OJiM








最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
【ご質問はこちらへ】

名前:
メール:
件名:
本文: