後読み法(前編)

「極力先読みをしないで音声に集中する」解き方というのは長ったらしいので、後読み法と名付けることにしました。(実際には私も先読みもしているわけですが、先読み派の人も後でも読んでいるからこれでいいかなと)

公式Vol.4のTEST1を使って説明をするので、お手元に置きながら記事をお読みください。

まず、No.41-43の設問、選択肢をざっと眺めます。

選択肢の長さから「木」「森」「森」じゃないかなと当たりがつきます。

No.41の設問を読むと会話はどこで行われているかが問われています。

選択肢を見ると場所が並んでいるのでまさしく「木」の問題。

No.42の設問は一応読みますが、話しの流れから後読みで解答できそうと判断。

No.43は文頭がWhyなのでこれも後読みと判断します。

理由を問う問題は、話しの流れが分かっていれば絶対に解けるからです。



さて、No.41の「木」の問題は頭に入れて待ち伏せ聴きをしたくなりますよね。

しかも、第1問のヒントは冒頭の方に出てくる可能性が高いのでなおさらです。

でも、私はこの設問の事は頭から綺麗さっぱり追い出すことにします。

なぜなら、会話の場所なんてきちんと聴こえていればイメージに残るからです。

そして私が最もこだわっているのは、会話の冒頭部分を頭のなかを空っぽにして聴くことです。

会話の冒頭は、状況や場面、登場人物に関する情報が流れることが多いので、ここを聞き逃すと話しの流れすらも分からなくなってしまう可能性があるのです。



私の英語脳を車のエンジンに例えたとして、100馬力の性能があるとします。

会話の冒頭部分を集中して聞き取る時は、アクセル全開で100馬力の性能を使いきります。

もし、頭の中に「会話の場所は?」なんていう情報を入れておくと、それだけで20馬力くらい使われてしまうような気がします。

会話が進み、場面、状況、登場人物が分かり始めると話しの展開が読めるようになります。

そうなると、余裕が生まれ80馬力くらいでも聞き取れるようになってきます。

車が動き出してスピードが出てくると慣性が働いて動き続けるようなものでしょうか。

最後まで音声に集中して聴き取る場合もありますが、余裕がある時はこの段階で「会話の場所」という情報を頭に入れ、選択肢をチラ見していることもあります。

でも、あくまでも目でその選択肢を確認するだけで、マークはしません。

とにかく、音声に集中です。


(つづく)

*) 後編では、音声の聞き取り方を具体的に解説してみようと思います。
  ここまでのところでご質問がある方はどうぞ。

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なるほど!

OJiMさん

ブログの更新を今か今かと首を長くして待っていたRabbitです。

期待通りの記事有難うございます。後読みっていい言葉ですね(・∀・)。ナイスです(*^^*)。

よくよく考えてみると、OJiMさんの聴き方は僕と基本的には殆ど同じではないかと思います。

IPも含めて僕はL満点を6回取っているのですが、その際に共通して起こっている現象が実は一つだけあります。それは音声の映像化です。イメージ化といったほうがより適切かもしれません。

調子のいい時は音声を聴いていてその場面、シーンが頭の中にぼんやりと浮かんでくるのです。あたかも自分がそこにいるかのように。

僕は脳科学研究の第一人者ではないので、どういう時にそうなるのかが未だ自分でも分かっていませんが、それを追求するために、一つの試みとして選択肢の先読みを止めたのです。

選択肢のうち3つは誤答です。従って、全ての選択肢を読んでしまうと余計なイメージが残ってしまい、映像化の妨げになるのです。とりわけ、強く印象に残ってしまう選択肢は要注意です。それが誤答であった場合、誤った想像の世界に足を踏み入れてしまう危険性が多分にあるからです。問題文を先読みしているのは余計なイメージが残る懸念がないからです。

音声に100%集中するために先読みをしないOJiMさんと、余計なイメージを持ちたくない僕とでは若干スタンスは違うのですが、結局やっていることは同じような気がします。いかがでしょうか?

ちなみに、僕は時間や曜日などの詳細を問う問題は一応ザッと目を通し、見るとはなしにその選択肢をボーと眺めながら音声を聴いています。実際は見ていないような気もしていますが。

何だか上手く伝えられなくてすみません。でも僕は本当にこうやっているのです。

林問題

私の中で41番みたいな問題は木と森の中間に位置してます。木の問題は、そのワンポイントを聞き逃すと正解出来ない問題という感じで、41番は選択肢は短いけど流れでわかりそうなので。なので41番は木と森の間なので林問題とネーミング(笑)

いつも参考になる記事ありがとうございます!
FC2仲間になれて嬉しいです♪

Re: なるほど!

Rabbitさん、

「後読み」ですが、私も何気に気に入っています^^

さて、いただいたコメントから判断すると、「聴き方」はほぼ同じようですね。

実は、後編で書こうとしているのは、Rabbitさんが行っているような聴き方なのです。

一言でいうと、イメージ化なのですが、ちょっと違う。

頭の中で起こっている、ことなのですごく言葉では表しにくいですね。

なんとか伝わるように書いてみますので、またご意見ください。

よろしくお願いします。

Re: 林問題

ぴあのさん、

「林問題」ですか。

面白いですね!

確かに見た目は「木」なのですが、解き方の分類上は「森」ですもんね。

「森」「林」「木」「枝」

と、バリエーションが増えてきたので、「森林」とか「小枝」「葉」なんかも考えましょうか?


> FC2仲間になれて嬉しいです♪

私もなんか嬉しいです^^
今後ともよろしくお願いします。

先読み支持

監督さん、こんにちは。

「後読み法」、面白い議論ですね!
たしかAndyさんも同じことを提唱しておられましたね。
「先読みしないで聞きなさい」と。

そのポイントは「設問先読み」をすることで
「内容を映像化することに集中できなくなるのでは?」
ということですね。

実際のコミュニケーションには「設問」がないのですから、
本来は「設問先読み」はすべきでないのかも知れません。

ただ、テストを受ける技術としては
私は、「設問先読み」は、はずせない気もします。

私は「先読み派」です。
その成果として、
リスニングは2回連続で
「全問正解」できています(プチ自慢)

「先読み」の利点は、
リスニングの間にポーズが入れられる点です。
「会話を聞いている間にすべての問題に答える」ことができます。
すると、それに続く「設問読み上げ時間」15秒以上の時間を
「次の題材に向けて心の準備をする時間」に使うことが出来ます。

「後読み法」の場合ですと
「設問読み上げ時間」に問題を解くことになります。
次の題材が始まるまでの時間は、5秒ぐらいになっちゃいますよね?

結論としては「先読み法」が良い。
ただし、
「設問読み上げ時間までに、3問を解ける」
「設問先読みをしても、題材に集中できる」

この2つができるようになるまで
ふだんから十分に練習しておく

というのがベストのように思いますがどうでしょう?

「後読み賛成派」が多いようでしたので、
議論を盛り上げるため(?)あえて反論してみました(笑)

Re: 先読み支持

Rabbitさん、

先読み派からの挑戦状ありがとうございます(笑)

先読み、後読みのディベートを本当にやったら絶対に面白いと思っています。

みなさんそれぞれの先読みのやり方をお持ちですから。

ただ、先読み派の方が9:1くらいで圧倒的多数だと思われます(汗)


私も出来れば先読みで解きたいのですが、これまで試した限りでは、どうも自分には合わないんです。

先読みは出来るのですが、情報を頭に入れて、音声を聞きながら解くのができません。

なので、今回紹介した、後読み法は、先読み法が苦手なトーイッカーが編み出した一つの方法ということでご理解くださいませ。

私の目標は、リスニング力を更に上げて、先読み法も、後読み法も両方できるトーイッカーです^^

「方法」より「量」

監督さん:

レスありがとうございます。
ただし、私はrabbitさんじゃなくて
「ぬり恵」なんですけど・・・(笑)

今回の議論ですが、
「設問先読み」すると
リスニングに集中できないと感じる方は
私の知り合いにもいらっしゃいます。

結局のところ、
「先読み」「後読み」という「方法論」は
どっちでもいいんだと思います。
やりやすい方をすればいいのです。

そして、大切なのは

「方法」(どうやって)じゃなくて
「量」(どのくらい)

・・・なのではないでしょうか?

「先読み法」であれ、「後読み法」であれ、
「たくさん練習した方」が勝つのです。

「どちらの方法か」ではなく、
「その方法をどれだけやったか」ですね。

どんなにいい方法でも、
それをあまり実践していなければ
効果は上がらないと思います。

私は、今年「8万問を解く」ということに
チャレンジしています。

なんで問題数にこだわるかというと
「量をこなす」ことの効果を試してみたいからです。

「練習量を増やす」ことの効果を、実感しています。
(まだまだ実力不足ですが)

Re: 「方法」より「量」

ぬり恵さん、

すっ、スミマセン、、、

そして、Rabbitさんも、スミマセン。

あれ?どうしちゃんたんだろうなー、ブログが変わったからかな?(と、他責にしときます)

「方法」より「量」

確かに、長い目でみたときに決定的な要因はどれだけやったかという「量」につきますね。

これは、Part3&4に限らず、TOEIC全てのパートで言える金言ですね。


一方で、私がブログ開設以来、解法の検証を続けているのは、そういう事が好きだからなんだろうなと思っています。

それを記事にして公開することで、解法に関心のある方々からいろんなコメントが集まり、それが読んだ人に、気付きを与えられるような場になれればいいなと。

明日は、怒涛の後編を掲載予定です。

また、ご意見やアドバイスがあればよろしくお願いします!

No title

後編が始まる前にコメントを。笑

Part 3,4 の解き方はいまだに模索しているところですので、
ここまで詳細に記事にしていただき、大変参考になります。

できるだけ「音声に集中」の環境を作ることが大事、
だという点にものすごく共感をします。

どれくらいの時間で、どれくらいの深さで、
設問に触れるかのバランスが大切なんだろうと、
最近思っている次第です。

先読みをするかしないかではなく、
先読みをどれだけちょこっとするか、という感じでしょうか。

自分の解法がもやもやしているので、
コメントももやもやしていてすみません(^^;)

Re: No title

porporさん、

後編直前に共感コメントありがとうございます(笑)

私もPart3&4の解法は常にチューニングをしています。

それらは、すごく細かい事ですが。

> 先読みをするかしないかではなく、
> 先読みをどれだけちょこっとするか、という感じでしょうか。

はい、まさにその「ちょこっとするか」というチューニングです。

どれくらいが自分にとって最適なのかは、自分のリスニング力、
速読力によって決まるのではと考えています。

> 自分の解法がもやもやしているので、
> コメントももやもやしていてすみません(^^;)

後編ではさらにもやもやさせてしまうかもしれません。^^;

900点超えました!!

10月のテスト、T910 (L445 R465)でした!!

900点超えは、実力的にあと数ヶ月は難しいだろうと思っていたのですが、達成できちゃいました(^_^ゞ

リアル周囲にTOEICについて相談できる人がいない中で、OJiMさんには、何度も相談に乗っていただきましたし、励ましていただいたので、本当に心強かったです。

また、OJiMさんの勉強法やトレーニングに関する考察記事で学ぶことは本当に多かったです。

本当に感謝しています!!
ありがとうございました!!

Re: 900点超えました!!

ツウクンさん、

900点超え、おめでとうございます!

努力が実りましたね!!

本当に、本当におめでとうございます。

私も嬉しいです。

No title

はじめまして。
ずっとスコアが伸び悩んでて、ハイスコアを取られる方は、さすがに取るべくして、実力をつけて取られてるんだなと最近すごく納得してきてます。
自分のようなスコアレベルからどうやって上のステージへ、そしてもっと上のステージに上がられていったのかすごく興味あるので、旧館をぜひ見させてください。
音読、シャドーイングの何が良いのか?も今はさっぱりわからないです。
勝手に見て参考にするのも失礼な気がして、一応断りのコメント書き込みしてみました^^
よろしくお願いします。

Re: No title

fujiさん、
初コメントありがとうございます!

私の記事がスコアアップの参考になれば、これ程嬉しいことはありません。

リスニングのスコアアップに最も有効だったトレーニングは「音読」であると確信をしています。

それも、「キモチを込めた音読」です。

旧館で、「音読」を検索していただくと、たくさん音読の記事が見つかると思いますので読んでみてください。

そして、何かご不明なことがあればコメントをいただければお答えいたします。

今後もよろしくお願いします。

#ブログをお持ちなんですね!
#リンクを張らせていただきますね。
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