TOEICの存立危機事態!!

TOEICテスト開始前に行われる音声チェックにおいて、音声が聞き取り難い、机などに不備があった場合には席を移動させてもらうなどの対処をしてくれます。または、隣席のおじさんの貧乏ゆすりが耐えきれない、などの事案が発生した場合にも、きちんと申し出れば、試験官は適切に対処をしてくれます。これは、いわば受験生の「個別的自衛権」の範囲です。

一方、リスニングテストの最中に明らかな音声トラブルが生じた場合などは、少し状況が異なります。以前、私の友人が、リスニングパートで、問題が飛んでしまうという事案に遭遇しました。これは、リスニングテストの成立自体に関わる、いわば「存立危機事態」が発生したことを意味します。その友人は、リーディングテスト終了後に係員にその旨を申し出て、その部分の再実施をしてもらいました。冷静な、そして勇敢な行動によって多くの受験者を救うことができた「集団的自衛権」の行使の例です。

いつかは私も、と思っていたところ、先日の公開テストでついに存立危機事態に直面しました。それはパート1の中盤で起こりました。(A)、(B)、(C)まで聞き終えて正解は無かったので、(D)がおそらく正解であろうと待ち受けていました。ところが、クリアに聞き取れた(D)も明らかに不正解だったのです。私はその時に心の中でこう叫びました。

「TOEICテストの存立危機事態発生」

ついに、ETSがついに公開テストで正解の選択肢が無いという重大なミスを犯してしまったのです。これは大変な事になるぞ。そう直感しました。受験生は動揺し、会場は大パニックになるのは間違いありません。私は勇気を持って手をあげ、試験官にテストの中断を申し入れようと思いました。TOEICテストの信憑性を維持し、受験生の安全を守るために。

ところが、回りの受験生は平然とテストを続けているではありませんか。あれれ??誰ひとりとして動揺している人はいません。この状態ではさすがにテスト中断を申し出ることなどできません。そうこうしているうちに、次の問題が始まってしまい、それもまた正解のポイントを聞き逃してしまったような。その時になって、気が付きました。

「存立危機事態に陥っているのは、自分じゃないか!」

(完)

【余談】
今回のパート1の難易度は多くの方が「易しい」と評価をされており、話題になるような難問は報告されていません。真相は分かりませんが、たぶん写真を見るポイントを間違えていたのだと思われます。(D)は明らかに違っていたので、(A)(B)(C)のどれかを塗ったので、確率3分の1の塗り絵。自分の強運を信じアビメを待ちたいと思います。

【余談2】
個別的自衛権 : the right to individual self-defense
集団的自衛権 : the right to collective self-defense

いずれも用語もTOEICには出題されませんが、collective、individualは出題範囲です。

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存立危機と見て、一瞬、マジか!と思いましたが、笑わせていただきました。
また、このようなネタお待ちしてます!

Re: タイトルなし

平八郎さん、

> 存立危機と見て、一瞬、マジか!と思いましたが、笑わせていただきました。
> また、このようなネタお待ちしてます!

ありがとうございます。
こういうコメントをいただくと、また創作意欲が湧いてきます(笑)

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